今帰仁朝典 (なきじん ちょうてん)
人物 - 按司 -
■第二尚氏王統・3代目王・尚真王の三男。
■唐名・尚韶威、童名・真武体金。
■向氏具志川御殿における初代の北山監守。
■同家七世にあたる向従憲・今帰仁按司・今帰仁朝幸まで代々北山監守職を世襲した。
■「向氏具志川御殿」の元祖。
■墓所は首里の玉陵「西之玉陵」。
怕尼芝 (はにじ)
人物 - 北山王 -
■琉球国北山王。
■在位:1322年~1395年。
■居城は今帰仁城。
■英祖王統・初代王・英祖の次男、湧川按司の孫という説がある。
■1383年1月、明の永楽帝が琉球諸王国間の停戦の奉勅を下し、あわせて朝貢を命じた。これに応じて同年12月に進貢する。以後、1384年、1385年、1388年に2回、1390年の朝貢の記録がある。1385年には駝紐鍍金印を下賜されている。
■親子数代で同じ名を襲名した可能性がある。
■実際には王ではなく羽地按司と称していたと考えられる。