第一尚氏王統・5代目王
琉球統一王朝・4代目王
[人物] [国王]
生没年:1398-1453
■琉球国中山王。
■居城は首里城。
■在位:1449年~1453年。
■在位期間:4年。
■神号は君志(きみし)。
■
尚巴志王の子であり、
尚忠王の弟。前王・
尚思達王の叔父にあたる。
■1449年、甥である
尚思達王の死去により第一尚氏王統・5代目王に即位。
■「
長虹堤(ちょうこうてい)」の建造…1451年、明からの冊封使を迎え入れるため、浮島と呼ばれる小港・那覇を貿易港として整備し、那覇市松山付近にあった伊辺嘉麻(いべがま)から崇元寺付近(那覇市泊)までの間に「
長虹堤(ちょうこうてい)」と呼ばれる約1kmの堤防と橋からなる堤道を建設させ首里との道を繋いだ。
■当時の安里川、国場川流域は点在する小島の集まりであったが
長虹堤の建造により、港・那覇の人口が増加するとともに埋め立てが進んだ。特に明治以降の埋め立てにより現在の形となった。
■尚金福王の崩御に伴い、息子の志魯と弟の布里が王位を争い「志魯・布里の乱」を引き起こした。